昨年も2月おとずれた四国、高知。
梅まつりに行ってきました!
今回は、早春のお花をたーっくさん見てきました!!
植物を勉強したことがある人なら一度は手に取ったことがある
牧野日本植物図鑑
その著者、植物学者 牧野富太郎博士(1862-1957)は
高知県の佐川町出身。22歳で上京。
94年の生涯において収集した標本は約40万枚。
新種や新品種など1,500種類以上の植物を命名し、
日本植物分類学の基礎を築いた一人として、「日本植物学の父」と言われるほど。
あれもこれも学名にMakino.とついていて
日本の植物をかなりの数、命名した人なんです。
詳しくは、牧野植物園HPより
年表 | 牧野富太郎博士 | 牧野富太郎博士 | 高知県立牧野植物園
ちょっと難しく書いちゃいましたが、
今回は
牧野富太郎さんが好きな
早春に咲くお花を見に行こう!がテーマ❀
「バイカオウレン」 2月中旬~3月上旬ごろ (※)
※開花時期は、地域や標高によって違います。
上記は、標高500mくらいの四国の里山での開花。
佐川にて
晩年東京で暮らした牧野博士から、佐川町の友人へ
度々バイカオウレンを送ってほしいと手紙が届き、
「この花が咲くと、とても懐かしく、少年時代を思い出す・・・」
といった内容の手紙もあるほどお気に入り。
春一番に、春をつげるように咲く姿に愛おしく感じました。
5枚の葉っぱが特徴♬ 本州のお山にもたくさん自生しています!
佐川町の土佐加茂駅から徒歩20~30分で自生地へ
加茂の里では、ハツミやデコポンなど季節のフルーツやお野菜のおとなりに
かわいい鉢植えも!
高知市内から佐川(さかわ)町のアクセスは車で1時間くらい。
古い町並みや全長85mの酒蔵が残っていて
1~2時間でぐるりとまわれて古民家カフェ(旧浜口邸)も♪
地乳ソフトクリームがおいしかったです。
お隣の「日高(ひだか)村オムライス街道」や
「越知(おち)町のラフティングや横倉山ハイキング」とあわせて、
観光にもいいまちです♬
横倉山ハイキング(約2時間半)
登山レポート
http://www.kojitusanso.jp/otonajoshi/tozan-report/detail/?fm=23493
「シコクフクジュソウ」 1月下旬~3月ごろ
高知市牧野植物園にて
里の春を告げる花。
花の大きさが2~4センチと大きく、咲き方も豪華☆
つぼみの姿も 、かっこいい。
「ユキワリイチゲ」 2月中旬~3月ごろ
佐川町、牧野公園にて
花びらは8~12枚。葉っぱの灰色っぽい色と、形が特徴的。
ぽかぽか気温が上がった日に晴れるともっと大きくひらきます。
つぼみもお花も上品~
「セツブンソウ」 1月中旬~2月ごろ
佐川町、牧野公園にて
名前のとおり、2月3日の節分のころ本州ではピーク。
岡山の美作市の自生地に2ヶ所行ったことがありますが見事でした!
花びらに見えているのは、がく。
【おまけ】 牧野植物園で他のオウレンも開花していました♪
セリバオウレン
ミツバオウレン
どちらも5~8ミリくらいの小さなお花で難易度UP!
早春の小さなお花たちは短命なものが多く、
曇っていると咲いてくれないお花も・・
見つけたら、感動もひとしお。
3~4月は関西や四国、中国地方の里山で
スミレ、オオミスミソウ(雪割草)、リンドウも次々と開花します。
鈴鹿山脈でつじまいも発見してますね♪
ほろっと笑顔になれたり、わぁっと心癒される早春のお花たち。
3~4月のお山もぜひお出かけください(*^_^*)
by スカーレット