初めて泊まった東北の避難小屋。
皆さん避難小屋と聞くと、どんなイメージがありますか?
普通の小屋と比べて色々不便なところがあるのでは?という印象を抱かれる方が多いかと思いますが、実は東北の避難小屋は快適・清潔な事で有名です。
1泊目にお世話になった本山小屋。
お手洗いは別棟ですが、階段にはつまずかない様に足元灯もあり、手洗い用の水もきちんと用意されています。
基本食事の提供や寝具の提供はありませんが、管理人さんがいればレンタル出来る場合もあります。
色々売っているようで玉ねぎ、じゃがいも、クラッカーは初めて見ました(笑)
一番心配していたのは水場です。
猛暑の影響でどこも水が細いとの情報がありました。ネットや友人経由の地元情報も集めると大丈夫、との事でしたが、それでも実際に汲めるまではドキドキ・・・。
歩いて3分ほどの水場へGO。
出ていました。命の水場!!ありがたいです。冷え冷え~。
室内で炊事もOKです。ただし、銀のトレーの上で必ず行う事とのこと。
水が冷たいので、結露して水滴が出るので汲んできた水のボトルもトレーに置いてね、との事でした。
※因みに水汲み用のペットボトルまで用意されておりびっくりしました。
その他注意されたのは臭いのきついものや油がはねる料理はNG。
ほとんどが2階建ての造りですので、寒がりの方は2階の方が暖気が上にあがるので少し暖かいと思います。
他に案内があったのは活動して良い時間、就寝時間が決まっている点。マナー・ルールを守って気持ちよく利用するよう心掛けました。
2泊目に泊まった梅花皮小屋。隣に管理人棟が別であります。
常駐されている場合は直接使用料をお支払いします。居ない場合でも所定の場所へ支払いを。お釣りの無い方が喜ばれますので事前に調べておくとベスト。
見にくいのですが、床が一部コンクリートの様になっており、その上で調理可能でした。こんな造り初めてみました。
この小屋の良い所は、水洗のお手洗いが室内にあるので寒い思いをしなくても良い点。ルート上一番水が豊富だからこそ成せる設備です。
稜線上の鞍部にあるためか、造りがかなり頑丈で強風時でも音が気になりませんでしたので、安心して眠れます。
形が特徴的な御西小屋。ハーシーズのチョコレートみたいです❤
雪が多いので、外付けで梯子が付いているのが雪国ならでは。
乾燥室が無い分、濡れたものを乾かしやすいように、フックや紐、ハンガーが室内にたくさんありました。
とまぁ、東北の避難小屋はかなり充実していますが、場所によっては構造や設備も全然違うので、出かける前にしっかりと調べてみましょう。
小屋泊とテント泊の間に、ステップアップにいかがでしょうか!(^^)!泊まれたら、きっと少し自信に繋がると思います。