わたくし、スカーレットは卒業研究で
川の中に住む昆虫たち(水生昆虫)が
最源流点(川を登りつめた場所)にいるのか?→いた!カゲロウ、トビケラ多種!
その源流点はどんな環境?→支流ごとに違った特徴あり。
水質や地質は虫の種類、量に関係がある?→底生環境が大きく関係?まだ不明。
などなど、いろんな観点から
源流に住む水生昆虫たちを1年間見てきました。
熊野古道、伊勢路の大滝峡にて
とってもかわいいカゲロウの幼虫を見つけたのでご紹介♪♪
岩をひっくり返すと・・・
かわいこちゃん発見「藻類(そうるい)がたくさん。エサの宝庫なの!!」
幼虫は春~夏の羽化にむけて、大きく成長していました♪
「たくさん脱皮してこんなにきれいになったよー☆」
「エラにも顔にも模様があるのー♪」
カワゲラの幼虫も発見!!
「かっこいい鎧(キチン質)だろ☆」
かわいい顔してちいさな水生昆虫も食べてしまいます笑
ほんの数分で10種類以上の幼虫さんに出会えました(^^♪
三重の清流、宮川支流での幸せな時間でした。
※山で小さな清流を見つけたら、必ず生命がいます。
そこでしか生きられない種類の生物もいるので
むやみやたらに岩をひっくり返したり踏み荒らさないようにお願いします。
噛みついたりはさんで攻撃する幼虫(ヘビトンボの幼虫など)
アカザ(毒を持つ魚)、ヒルもいますので注意してください。
大台ケ原のある「台高山脈」からの自然の恵みで育った彼らを
いとおしく見つめていました。
川魚やサンショウウオは水生昆虫を食べて大きく成長できるのです。
お山に感謝しながらこれからも登山を続けます(*^^)v