熊野古道 ~伊勢路・ツヅラト峠~
今回は歴史を感じる旅。
かつて「伊勢の国」と「紀伊の国」の国境であった峠、
九十九折からツヅラトとつけられました。
昭和初期まで生活道として利用されており
石垣の上を歩く道や、石畳がきれいに保存されていました。
「野面乱層積み」という積み方。
昔の人ってこれを積み上げたのか・・。すごい(゜-゜)!!
そして雨が多い熊野古道の象徴ともいえる石畳も発見!
これで水はけを良くしたり、道が崩れるのを防いだとか。
雨のあと滑りやすいので、要注意!!
ひっそりと雨にうたれるシダ植物たちは元気でした。
伊勢路は伊勢参宮を終えた旅人や、
西国三十三か所めぐりの巡礼たちが歩いた庶民の道。
昭和初期まで積極的に使われていたというので
見える景色一つ一つが感慨深いものがありました(゜-゜)!!
by スカーレット